tundra-sdiva’s blog

白銀リリィさんが夏を頑張るお話。

7月26日

自室のドアを開けると、日中の日差しの影はなく、ここ数日の中では気温が少し和らいだのでしょうか。風が気持ちいい。ドアを開けると、そこに自室との境界線はなく、私は空気に溶け込みました。


キミダケノモノガタリ


私は自分の作詞した歌詞を呟いていました。相変わらず体調は万全ではない。そんなことはどうでもよいのです。明日、ゆずに会いに行こうと私は思い立ちました。話さなければ、ゆずともっと、もっと一緒にいるために。

去年は療養の選択肢をとらず、四つ星で中等部最後の夏を過ごしました。ゆずと一緒に過ごした時間は人生で一番多かった。今年の夏よりも。


私は自分が焦っていることは百も承知なのです。それが故に余計に心身に負担をかけていることも。

しかし、昨年自身のブランドを持ち、SPRドレスをも解禁した今、私に立ち止まっている時間などないのです。時計の針はもう、動き始めてしまった。そしてゼンマイを巻いたのは他ならぬ私自身なのです。

 

1秒1時無駄にしてはならない。私は自身の生み出したドレスがもっとみたい。袖を通し、ステージに立ちたい。飛ぶ方法はそれしかないのです。

 

伝説は、君の手に。